「Excelの使い方がわからない」っていう人とか
なんでそれをExcelで作るの!?!っておもうこととかあります。
Wordだとやたらファイルサイズが大きいんだから、
PDFにすればいのに、っておもうこともあります。
そこのところをちょっと考えてみようかなと。
他のソフトと比べればいいのかな。
・Word
・PDF
・メモ帳
・Excel
・Access
☆Word
Wordとは、ワープロソフト。
もともと、書類をキレイに作ることが目的(だとおもう)。
この場合の「書類」とは
・同じ形(雛形、テンプレート)を使うもの。
・テンプレートに書き込みするもの。
(申込書、日誌、毎日の記録、FAX送信票、手紙など)
・報告書など、外部にみせることが目的のもの。
(論文、報告書、レポートなど)
Wordに組み込まれている様々な機能を使えば、
計算などできることも多いが、
基本的には文章を書きこむもの。
写真やグラフなどは「図」として扱われる。
注意したいのは、Wordはあくまでも「文書を作る」ものであること。
改変されたくないものなどは、Wordで作ってPDFにするといった方法がよい。
Wordの仕事は印刷する前までである。
☆PDF
PDFとはアプリケーションの名前ではないのだが、
AdobeSystem社が開発した形式。
電子文書を見ることが目的。
WordやExcelはアプリケーションがなければ見られないが、
これは誰でも無料ソフトをインストールすれば見ることができる。
バージョンが2003だと見られないとか、
そういうことも気にしなくて良い。
WordもExcelも一緒のファイルにしてしまえる。
目的は「見る」なので、基本的に入力や改変ができない。
むしろ、それができないということが強みでもある。
☆メモ帳
これは、Windowsに標準でついています。
「スタートメニュー」「プログラム(すべてのプログラム)」
「アクセサリ」「メモ帳」で開けます。
このアプリケーションは、「文字入力する」ことだけが目的です。
フォントをいじれるくらいで、罫線もないし、文字揃えもありません。
改行しなければ、ずーーっと右側までいきます。
メモ帳の利点は、どのパソコンでも開けるということ、
起動が速いことでしょうか。
「とりあえず書いておく」ことに適しています。
まさに「メモ帳」なのです。
思いついたことなどをささっと書いておけばいいでしょう。
☆Excel
表計算ソフト。その名の通り、計算が目的。
計算させないでExcelを使うのだったら、Wordを使えば良い。
「セル」で表示されるので、
文字列の縦横を揃えるのにはちょうどいい場合もあるのだが、
文書をキレイにみせるようにはできていない。
複雑な組み方をした記入票なども作り易いかもしれないが、
あまりおすすめはしない。
☆Access
データベースソフト。
データベース管理が主な目的。
よく「これはExcelがいいの?Accessがいいの?」という話があるが、
1回の計算が目的であればExcel。
繰り返し積み重ねていくものはAccess。
ただ、Accessは扱いがやや複雑な面もあるので、
数個のデータでよいなら、Excelのほうが手軽かもしれない。
月に数十件の入力があり、それを年間で管理して、年度ごとに統計を出す
といったものは明らかにAccessが適している。
「検査結果を入力して変換して答えを出す」といったものは明らかにExcel。
「顧客管理簿」「伝票管理」「書籍管理」「在庫管理」などはAccessが適している。
Excelが伝票、Accessは帳簿、と考えるのもいいかもしれない。