PCの基本的なしくみをカンタンなところだけ書いてみます。
パソコンの中にはいろいろな部品が入っています。
どれも大事な部品ですが、
仕事に使っているパソコンで一番重要なのはハードディスクドライブ(HDD)でしょう。
HDDの中身はこんな感じです。
レコードの針みたいに伸びたアームから、磁気で「ディスク」に記録しています。
ここにさまざまなデータが入っているのです。
他の部品は壊れたら取り替えればいいのですが、
HDDを取り替えるということは、中身のデータが全部なくなるということです。
PCが壊れても、HDDが壊れていなければデータはなんとかなることも多いのです。
PCの中ではHDDは「Cドライブ」という形で見えています。
デスクトップにある「コンピュータ」を開いてみてください。
こんなふうに見えると思います。
「ローカルディスク」がHDDです。
それぞれのディスクにはアルファベットが振られていて、
普通、ローカルディスクは「C」になっています。
※ちなみに、フロッピーディスク(FD)はAドライブです。
イマドキのパソコンだとFDがないものも多いでしょう。
もっと昔はFDが二台ついてたそうです。
それがAとBで、その後についたHDDがC、D、
その後につくようになったCDドライブがE、という名前になっているようです。
◯PC上のアドレスについて
PCやネットの世界で「アドレス」という言葉をよく聞くと思います。
よく聞く「URL」とは、インターネット上のアドレスです。
このサイトのURLは[http://asknetask.sakura.ne.jp]です。
PC上でもアドレスという言葉を使います。
例えば、マイドキュメントフォルダを開いてみましょう。
WindowsVistaや7では正確に表示されなくなっていますね。
ここを「アドレスバー」と言います。アドレスバーをクリックしてみましょう。
よくわからない文字列になりましたね。
これが「アドレス」です。
◯フォルダの階層構造について
PCの仕組みとして、フォルダが階層構造で幾重にもなっています。
大きい箱の中に小さい箱、その中にもっと小さい箱・・・というようにです。
一番大きな箱は「コンピュータ」です。
その次の箱は「ローカルディスク」になりますね。
これを順々に開いていったときにアドレスバーに表示されるものが、
「そのフォルダのアドレス」になります。
「ローカルディスク」はCと表示するので最初はCで始まります。
「Cの中の midoriの中の akaの中の メモというファイル」という意味です。
例えば、InternetExplorerの実行ファイルがどこにあるかみてみましょう。
コンピュータ→ローカルディスク→Program Files→Internet Explorer
と開いてみます。
アドレスバーの表示が変わっていきますね。
最後にアドレスバーをクリックしてみると
こういうふうに見えますね。
これがIEフォルダのアドレスです。
このアドレスをコピーしましょう。
適当なフォルダ(マイドキュメント)を開いて
アドレスバーをクリック。
入っているアドレスを消して、
右クリックで貼付けしてみましょう。
entarキーをおすと、さっきのIEフォルダが開きます。
アドレスはこんなふうに決まっています。
「あのファイルどこにあるの」っていうときには、
アドレス指定するとすぐに開くことができるのです。
※今回の説明は大雑把な理解をするためのものです。
詳しく知りたい人はちゃんとお勉強してくださいね。